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第5回研修会

教科「情報」教員ネットワーク.関東

  • 日時:2007年3月24日(土)15:30〜
  • 会場:都立大泉高校
  • 参加人数:4名

26日に都高情研の大会での発表を控えた田崎さんや小原さんまで参加いただきました。話題が話題だったためか、全体としてグローバルな視点から「情報も含めた日本の教育はこれからどのような方向を目指すべきか」意見が盛り上がりました。

ITNカンボジア大会報告(佐々木)

  • 詳しくはITNカンボジア大会のページを参照。

 ORIGAMI広告の授業

メリットは以下のとおり。

  1. メディア・リテラシーの一環として。CMを作成することで売り手の意図を理解る。
  2. 効果的な表現。見る者の心を惹きつけ印象に残すような表現を工夫。
  3. 情報伝達の工夫。短時間で外国の人にORIGAMIという日本文化をアピールしなくてはならない。どのように情報を伝えればよいか考える経験。

 ORIGAMI広告授業の流れ

  1. まずは「メディアの特性」を理解する。メディアの種類と特徴。静止画と動画の違い。情報の受信者・発信者として何に気をつければよいのか。等々。プリントを使い1時間かけて考える。
  2. 次に「広告研究」を行う。最初に広告研究授業の意図と流れを理解する。静止画や動画のCMのうち、好きなCMを選んで、ターゲット層やキャッチコピー、表現の工夫、信用度などを分析する。分析結果はプリントにまとめる。
  3. 研究成果を元に「広告作成」を行う。今回はテーマが「ORIGAMI売り込み大作戦」なので、外国の人にもわかりやすいような広告を作らなくてはならないというしばりがある。始めの時間で広告作成の意図と流れを理解する。静止画を作るか動画を作るかを決める。
  4. 広告作成の前に「広告企画書」を作成。コンセプトやキャッチコピーなどをプリントにまとめ、レイアウト用紙や絵コンテ用紙を作成させる。このときインターネット検索を用いる。
  5. 企画書を元に「広告作品製作」。PhotoStoryやMovieMaker、Wordなどのソフトを使い、ORIGAMI広告を製作する。ネット検索で見つけた素材を使うときは著作権に留意させる。
  6. 出来た作品は生徒同士で鑑賞しあい、相互評価をさせる。(佐々木の場合、クラスで上位3位まで選ばせた。)もちろん自己評価も行い、期日が守れたか、外国人にも分かりやすいか、表現の工夫が出来たか等々を振り返らせる。

 授業実践にかかった時間

メディアの特性理解、広告研究までで4〜5時間。その後10時間近くかけて広告作品製作。最後の1時間で相互鑑賞、相互評価および自己評価。

    • 生徒の食いつきは良好。
    • 今後の課題は、生徒が作品製作に夢中になり、当初の目的を忘れてしまうこと。


フィンランド教育の話(福島先生)

  • フィンランドメソッドのページにpptデータ有り。

 訪問場所:

  • フィンランド
    • フクマ ヌンミ小学校・託児所
    • クオパ ヌンミ中学校
    • ビヒティ市総合高校
  • デンマーク
    • ヒメレフスコール小学校

 フィンランドの教育

日本の読解力・数学力が急降下しているにもかかわらず、PISAで安定して高得点を取り続けるフィンランドの教育についてレポート。

  • 1年間の就学前教育が特徴
    • 目的は、団体行動に慣れ、自分の世話を自分でできるようになること。
    • 教師はすべての生徒が知らなくてはならないことを教える。落ちこぼれを作らない教育。
  • 義務教育は16歳まで
    • ただし1年間の留年制度あり。
    • 義務教育後は普通科高校と職業高校に分かれる。職業高校の充実。
    • 職業学校など多様な進路に差別感はない。
  • 再チャレンジの精神。
    • 単位取得できなれば再チャレンジできる。
  • 社会構成主義的な学習概念
  • 日本とフィンランドの教育の相違点
    • 知ること、できるようになることで達成感や満足感を得る。そのことは自分にとっても社会にとっても意義があるという意識。

 デンマークの教育

  • 校長の優れたリーダーシップ(特に生徒指導面や学校経営全般)
  • 大人も子供も人生を楽しんでいる
    • フィンランドの生徒と比べると生徒が明るく、学校が楽しそう。
  • 人と人の信頼が関係が厚い国
    • 生徒ー教師ー親間の信頼が厚い(デンマーク全土)。
  • 政治に対する高い参加意識(選挙時の投票率95%、地方議会はボランティア運営)

 これらを参考にして、日本ではどのような教育ができるか?

市松メソッド。

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最終更新時間:2007年03月25日 14時42分36秒