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第3回研修会

教科「情報」教員ネットワーク.関東

  • 日時:2006年9月30日(土)15:00〜
  • 会場:都立竹早高校
  • 参加者:8名くらい?

雑談

 情報科の状況(千葉県)

  • 情報の授業はTTで実施(全ての授業)・・・他教科の教員をサブにする
    • 著作権などの理解が全教職員へと進むので,よい効果

 シンクライアントについて

  • 既存PCをシンクライアント化するソリューションがIBMから出ている.多分,これ

メディアリテラシーTalk


 メディアリテラシーとは?共通理解をもとう


  • (参考)
    • 「メディア・リテラシーとは、市民がメディアを社会的文脈でクリティカルに分析し、評価し、メディアにアクセスし、多様な形態でコミュニケーションを創りだす力をさす。また、そのような力の獲得をめざす取り組みもメディア・リテラシーという」(鈴木みどり著「Study Guide メディア・リテラシー」より)

  • メディアを批判する態度を育成,それだけ?
    • 「批判」が誤解されている?(否定,非難などネガティブなイメージ
    • 正しくは,評価,判断
    • 「無批判」に見ない,受け取らない,とするとどうか?
    • 映像および電子形態のコミュニケーションを理解し,創り出す力も含めてメディア・リテラシー
    • 出典:鈴木みどり:「Study Guide メディア・リテラシー」,リベルタ出版,2004,pp.18-21.

  • 定義を掘り下げるよりは,授業で何ができるか?を主体に考えよう

 このあたり結構freetime


  • メディアの情報の出し方(例:どの局はどういう方針で情報を出してるか?)
    • アメリカは明らか,日本は???
    • 「お金」か「政治」がからむと,意図的に情報が出される

  • アメリカ,カナダ等のメディアリテラシー実践は,文庫本が出ている.
    • カナダの場合:メディア・リテラシー協会( Association for Media Literacy = AML )
      • 「メディア・リテラシーとは、メディアはどのように機能しどのような意味を創りだし現実をどのように構成するか、メディアの企業や産業はどのように組織されているかなどについて学び、理解と楽しみを促進する目的で行う。教育的な目的のみならず、市民が自らメディアを創り出す力の獲得も含まれる」
    • アメリカの場合:メディアリテラシー運動全米指導者会議(1992)
      • 「メディア・リテラシーとは、市民がメディアにアクセスし、分析し、評価し、多様な形態でコミュニケーションを創りだす能力を指す。この力には、文字を中心に考える従来のリテラシー概念を超えて、映像および電子形態のコミュニケーションを理解し、創りだす力も含まれる」
    • 菅谷 明子:「メディアリテラシー 世界の現場から 岩波新書680」,岩波書店,2000.

  • 消費者教育
    • 新聞の違い
    • TV番組の違い


  • 政治,宗教系の話題は教育の場で扱うのは難しい?
    • 新聞の読み比べ,(皇室典範のとき)
    • 吉野家のときも,そう.(結局岸壁に留め置かれた牛肉はどうなった?)

  • 今,メディアリテラシーをやるとしたら?
    • 結局,時事ネタか.
    • 去年は尼崎の事故.
    • 時事でやらないとうまくいかないかもしれないけど,個人の思想信条に関わるところが授業に出ちゃう可能性が.難しい.

  • 「自分が思いこんでいるところ」について
    • サンタが赤いのはなんで?
    • 身の回りに思いこんでいるものについて,メモ帳で列挙させる授業はしている

  • 「当たり前に思っていることはよその人から見ても違う」というアプローチ
    • 太陽は「赤」,国によっては「黄色」

  • 時事ではなく,定番でできるものがあれば,なおよい
    • 色が持つイメージ

 高校でのメディアリテラシー:「何を」「どこまで」扱うか?

  • 相互評価をリテラシーに活かす
  • 作り手を経験させて,メディアからのメッセージを評価する
  • 朝日生命「あなたにあえて良かった」(を,お手本として)見せる→作品制作→もう一度,みせる・・・発見!という授業をやったよ
  • モンタージュ効果
  • どの立場で撮って何を見せているか?(トリミング)
    • 森田 英嗣:「メディア・リテラシ−教育をつくる」,アドバンテ−ジサ−バ−,2000,pp.46-52.
  • 世論調査,統計を評価する
    • 昼間に行う世論調査・・・答えるのは昼間に調査に対応できる層=サンプルに偏り
    • アンケートをとる層や年齢,性別
    • トリビア「2000人とれば」・・・条件はカットされている
    • 率で出すか,人数で出すか

  • 広告(ダイエット,あるある,学習塾,金融・・・)
    • ダイエット,被験者8人,実験環境異なるのに・・・

  • 統計・・・大学で有用なのになんで高校で教えないの?


    • データマイニング,単語を解析,意志決定の材料に
    • アンケート自由記述の解析など,低いレベルでもいいから実際に見せたい

  • メディアに対する自律性を身につける
    • クリティカルシンキングとロジカルシンキング
      • 道田 泰司 ほか:「クリティカル進化(シンカー)論―「OL進化論」で学ぶ思考の技法」,北大路書房,1999.
  • 図解でロジカル育成
  • 夏休み課題「分かりにくい表現を探してくる」
    • 文庫本3冊
    • 分かりやすい説明の技術
    • 分かりやすい表現の技術
    • 分かりやすい話し方の技術・・・教員はショック受けるかも

  • 考える技術・書く技術ワークブック
  • 超図解 伝える情報から伝わる情報へ

  • カリキュラム全体を見通した提言を

  • 知的生産の技術 1969年時点で情報科で教えることが書いてある

    • やりかたを教えない
    • まなび方を教える

 モデル授業を作る

    • (参考)カナダ・オンタリオ州教育省編 FCT訳「メディア・リテラシー:マスメディアを読み解く」
      • 子どもはメディア漬けになっているから、教師の役割は「促進者」または「共育者」でなければならない。教師がなすべきことは、子どもが意味を読み取り、調べ、パターンを発見し、自分でメディアの制作に参加できるようになるのを手助けすることである。(ようするに、メディアに対する自律性を養うこと…と言えると思います)
      • 重要なのは、マスメディアの否定的な面を長々と扱うのではなく、肯定的な面を強調することである。子どもが自分たちの文化に共通する価値観や趣向をマスメディアの中に見出せるような指導を基本とする。(つまり、NHKは高尚だが他番組は「ジャンクフード」だ、などという偏見を持たせないのが基本)
    • 分散で扱うか,集中で扱うか
    • 普段の授業でメディアを意識させて,まとめでメディアリテラシーのことを説明
    • 実際に実施した授業を報告して,蓄積しよう
    • 年間での配分とか
    • メディアリテラシーやったあとにプレゼンとか効果あるかも
    • 消費者教育など情報受信側の視点に立った授業と、制作・発信側の視点に立った授業は区別してもいいのでは、と思います。

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最終更新時間:2006年10月02日 05時57分25秒